2025-06-03 コメント投稿する ▼
浮島智子氏が官邸で教育無償化を直談判 公明党が骨太方針に向け提言
浮島氏が教育無償化で提言 首相官邸で政策転換を直談判
公明党の浮島智子政務調査会長代理(衆議院議員)は6月3日、首相官邸を訪れ、林芳正官房長官と面会。政府が6月中に策定予定の「経済財政運営と改革の基本方針(いわゆる骨太の方針)」に向けて、教育分野への大胆な投資を盛り込むよう強く求めた。
浮島氏は提言のなかで、「切れ目のない教育無償化」をキーワードに、小中学校の給食費の無償化や体験活動の費用軽減、高校授業料無償化の恒久化などを柱とした政策を打ち出した。また、世帯年収が中間層であっても、教育費の支援が届くよう「高校生等奨学給付金」の支給対象を拡大すべきだと訴えた。
中間層にも手を差し伸べる公教育改革
今回の提言で浮島氏が特に強調したのは、「教育格差の是正」と「中間層への支援拡大」。従来、教育支援は低所得世帯に重点が置かれてきたが、浮島氏は「年収500万円前後の世帯でも子ども2人以上となれば、実質的には厳しい。公教育の再生は、そうした声に耳を傾けることから始まる」と語った。
提言では他にも、警察官OBなどを活用した「スクールガード・リーダー」の配置を拡大し、通学路や学校内での子どもの安全対策の強化にも触れられている。さらに、科学技術教育や文化・芸術分野への予算配分も見直すよう提案している。
子どもを中心に据えた未来への投資
浮島氏は会談後、「教育への投資は、未来の日本をつくる最大の経済政策。財政健全化ばかりが語られるなかで、子どもたちの現実を見据えた政策こそが、真の骨太だ」と強調した。公明党としては今後も政府に対し、社会保障や景気対策だけでなく、教育政策の抜本的強化を求めていく方針だ。
会談には、参院選予定候補の佐々木さやか氏(神奈川選挙区)、しもの六太氏(福岡選挙区)、新妻ひでき氏(比例区)も同席し、地方の実情もふまえた政策提言を共有した。
ネットの声も共感広がる
「子どもにかかるお金が一番の不安。現実をちゃんと見てくれてる提言だと思う」
「浮島議員の提案、現場の声をきちんと反映してて好感が持てる」
「教育は先行投資。今こそ未来にお金をかけるとき」
「給食無償化、ようやく全国レベルで本格的に議論され始めたか」
「中間層にも届く支援っていうのがすごく大事だと思う」