2026-01-28 コメント投稿する ▼
茂木外相がインドネシア警戒監視能力強化へ19億円無償協力
茂木敏充外務大臣率いる外務省が、インドネシア共和国の警戒監視能力を強化するため、19億円の無償資金協力を実施することが明らかになりました。2026年1月27日、ジャカルタで書簡の署名・交換が行われ、インドネシア海軍に高速警備艇を供与します。
重要なシーレーンに面する戦略的パートナー
日本の外務省によると、インドネシアは重要なシーレーンに面した、インド太平洋地域の安定の要となる国です。日本と基本的な価値や原則を共有する包括的・戦略的パートナーである同国とは、安全保障分野を始めとする多方面で協力を進めています。
インドネシアは世界最大の群島国家であり、マラッカ海峡など日本の海上交通路にとって極めて重要な海域に位置しています。同国の海洋安全保障能力の強化は、日本の国益にも直結する重要な課題となっています。
「インドネシアって日本のシーレーン上にあるから重要だよね」
「19億円で高速警備艇供与するのか。安全保障協力だな」
「マラッカ海峡とか、日本のエネルギー輸送に欠かせない場所」
「OSAって初めて聞いた。政府安全保障能力強化支援か」
「昨年度に続きってことは、継続的な支援なんだね」
ジャカルタで書簡署名・交換
2026年1月27日、インドネシアの首都ジャカルタにおいて、明珍充在インドネシア共和国臨時代理大使と、ヘンドリクス・ハリス・ハリヤント・インドネシア共和国国防省防衛戦力総局長との間で、19億円を供与額とする令和7年度OSA案件に関する書簡の署名・交換が実施されました。
OSAとは「政府安全保障能力強化支援」の略称で、同志国の軍などに対して資機材供与、インフラ整備などを行うための無償資金協力の枠組みです。
昨年度に続き高速警備艇を供与
今回実施する支援は、昨年度に続き、インドネシア海軍に対して高速警備艇を供与するものとなります。
高速警備艇の供与により、インドネシアの警戒監視能力を更に強化するとともに、日本とインドネシアとの間の安全保障協力の更なる強化につながることが期待されています。
インドネシア海軍は広大な海域の警備を担っており、高速警備艇の配備は海上の違法行為の取り締まりや領海警備の強化に貢献します。
OSAは同志国への無償資金協力
OSA(政府安全保障能力強化支援)は、日本が2023年度に創設した新しい安全保障協力の枠組みです。同志国の軍などに対して資機材供与やインフラ整備などを行うための無償資金協力となります。
従来の政府開発援助とは異なり、安全保障分野に特化した支援を可能にする制度で、インド太平洋地域の平和と安定に貢献することを目的としています。
インド太平洋地域の安定に貢献
茂木外務大臣が推進するインドネシアへの支援は、インド太平洋地域全体の安定に寄与する取り組みです。
中国の海洋進出が活発化する中、東南アジア諸国の海洋安全保障能力の強化は、地域の平和と安定にとって不可欠となっています。日本は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、同志国との安全保障協力を強化しています。
インドネシアは東南アジア最大の国であり、ASEAN(東南アジア諸国連合)の中核国です。同国との安全保障協力の強化は、地域全体の安定に大きく貢献すると期待されています。
今回の19億円の無償資金協力は、日本とインドネシアの戦略的パートナーシップをさらに深化させる重要な一歩となります。