2025-07-17 コメント投稿する ▼
石破茂首相「A級戦犯分祀」発言に保守層が激怒 靖国の歴史と信義を軽んじる姿勢に疑問の声
「いつか天皇陛下に靖国神社を参拝していただきたい。そのためにA級戦犯はどうにかならないか」――。
この発言が事実であれば、石破茂首相の国家観そのものが問われる。
7月17日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏がBSフジの番組内で明かしたこの発言は、5月に石破首相が神道政治連盟の幹部と面会した際のものであるという。
靖国神社に合祀されたA級戦犯について、「分祀を希望する」とも取れるこの発言に、保守層からは強い批判が巻き起こっている。
櫻井氏は、「国に殉じた人々への尊敬の念を欠いており、これでは国家たりえない」とまで断じ、首相の立場からの発言として極めて問題があると非難した。
「靖国からA級戦犯を外す?それを言ったら終わりだ」
「石破さん、どこまで迎合すれば気が済むんですか」
「保守を名乗る資格はもうないと思う」
「天皇陛下の参拝のため」なら分祀も正当化?
石破氏は、天皇陛下の靖国参拝を願う立場から「A級戦犯の問題に手をつけるべきだ」と示唆したが、これは“保守層の信仰”とも言える靖国の歴史的背景を否定しかねない発言だ。
靖国神社に祀られているのは、戦争という国家の意思によって命を落とした人々である。A級戦犯と呼ばれる指導者もまた、国のために命を賭して裁かれた存在であり、それを“都合が悪いから”と分ける発想こそが、国の信義を揺るがすものだ。
「“天皇陛下のため”という言い訳が卑怯に聞こえる」
「英霊を切り捨ててまで、誰の顔色を伺ってるのか」
国家の土台を削り取る“リベラル迎合”
石破氏はこれまで、自衛隊・防衛政策の専門家として保守派の信頼を得てきた人物だった。しかし今回の発言は、その信頼を根底から揺るがす。
「分祀」に触れたという事実だけでなく、政治的計算のために国の歴史と英霊の尊厳を“調整可能な存在”として扱う姿勢に、多くの保守層が失望している。靖国神社の問題は、単なる宗教施設の取り扱いではなく、国家の尊厳と歴史観の象徴だ。
石破氏の発言は、靖国の本質を理解していないどころか、リベラル勢力や国際的批判への迎合を最優先する姿勢を露呈したものと言える。
「靖国まで“妥協”の対象にするとは思わなかった」
「石破氏は保守を装ったリベラルの代弁者に過ぎない」
「保守」を名乗る資格があるのか
石破茂氏の過去の言動を見ても、選択的夫婦別姓や外国人の地方参政権について一定の理解を示すなど、いわゆる“保守”とは相容れない立場が目立ってきた。
そして今回、「A級戦犯を分けるべき」との発言が加われば、もはや「保守派の代表」ではなく、“中道を装った左派”という評価が現実味を帯びてくる。
保守政治家として最も大切なのは、国の歴史と誇りを継承する信念だ。靖国問題でそれを見失った者に、「首相」の座がふさわしいとは到底言えない。
国民が選ぶべきは、迎合ではなく信念を貫く政治家である。靖国神社という“国家の柱”を、政治的取引の材料にするような人物に、この国の未来は託せない。