2025-06-07 コメント投稿する ▼
石破総理「群馬って怖そう」は“誤解”強調 「差別の意識は全くない」と釈明も波紋広がる
石破総理は、群馬訪問の意図として「現地の空気に触れ、地域の実情を知るため」と説明したが、発言の一部がSNS上で拡散され、「偏見を助長する」「地方差別だ」との批判も寄せられた。
当該発言は以下の通り。
我々西日本の人間は、北関東って聞いただけで何か怖そう。群馬県って聞くとなんか怖い人たくさんいそうみたいなところがあってですね、あと女性強そうみたいな。引いちゃうとこあるんですけど
一見して“冗談”にも取れるこの発言だが、報道後すぐにSNSを中心に賛否両論が噴出。群馬県出身者や関係者からは「不快だ」「冗談でも許されない」といった声があがった。
記者団に問われた石破総理は、発言の意図についてこう釈明した。
真意も何もそれはよく言われますよね。『かかあ天下とからっ風』っていうのはみんなが知っていることだ。だけど来てみると違うよねってことは、たくさんあるんじゃないですか。やっぱり来てみるってのは大事なことだよねって思っている。そこに差別という意識は全くありません
さらに、「先入観を持ってはいけないという趣旨で話した」「現地に来て感じた良さを伝えたかった」と強調。むしろ、地域の魅力を知ることの大切さを伝えたつもりだったと語った。
しかし、総理という立場からの“軽率な言葉”が先に立ち、地方のステレオタイプを無自覚に表現したとして、一部専門家や識者からは「不用意」「誤解を招く発信だった」との声もあがっている。
今後、石破政権が地方との信頼関係をどう築いていくか、その発信力が改めて問われている。