2025-05-28 コメント投稿する ▼
日越観光協力が第10回目を迎え新潟で開催 日本とベトナムの交流が地域活性化に寄与
日越観光協力委員会が新潟で開催へ 観光交流の新たなステージへ
日本とベトナムの政府は、観光を軸とした双方向交流をさらに深めるため、「第10回日越観光協力委員会」を6月3日に新潟市で開催する。この委員会は、2005年から始まり今回で節目の10回目となる。新潟での開催は、地域の観光資源発信にもつながる重要な機会となる。
官民連携で観光分野の課題を共有
朱鷺メッセで行われる会合には、日本側から観光庁、政府観光局、新潟県関係者らが出席。ベトナム側からは国家観光局の幹部や旅行大手企業が来日し、両国の観光政策、業界動向、自治体の取り組みなど幅広いテーマで意見交換が行われる予定だ。
今回の焦点は、ポスト・パンデミック時代における観光回復と持続可能な観光振興、さらに文化的相互理解の促進に置かれている。観光の再興を目指す両国にとって、実務レベルでの交流と情報共有は今後の施策に直結する意味を持つ。
新潟県の魅力を発信する機会にも
会議後は、ホテル日航新潟での晩餐会が開かれ、地元自治体首長や業界団体代表らによる歓迎の挨拶が行われる。翌4日には、県内の老舗酒造「今代司酒造」への視察も予定されており、日本の伝統文化や地域資源をベトナム関係者に紹介する貴重な場となる。
新潟県はこれまでもベトナムとの経済・文化交流に積極的で、今回の受け入れにより、同地域の観光誘客や地域ブランディングにも好影響をもたらすことが期待されている。
日越観光協力の歩みと今後の展望
日越観光協力委員会は、2000年代以降、観光分野での相互理解と人の往来を促進する場として発展してきた。今ではベトナムは日本にとって重要な訪日市場のひとつであり、日本からの訪越者数も年々増加傾向にある。
観光を通じた国際関係の強化だけでなく、経済、教育、環境分野などへの波及効果も見込まれており、今後は地方自治体や民間企業レベルでのさらなる連携が求められる。
ネットユーザーの声
「こういう実務的な会議こそ外交の根幹だよね。地味だけど重要。」
「観光だけじゃなく、日本文化の発信にもつながるから意義深いと思う。」
「ベトナムの方が新潟の酒蔵を訪れるって、すごく良い文化交流だなあ。」
「日本とベトナムの関係はもっと注目されるべき。観光から広がるのもアリ。」
「双方向交流って言葉だけじゃなく、具体的に動いているのが好印象!」
この会合を機に、日本とベトナムの関係はより実質的なものへと深化することが期待される。観光の分野から始まる国際協力は、地域の魅力を国境を越えて伝える力強いツールとなり得る。