2025-05-12 コメント: 2件 ▼
石破茂首相、3千万円不記載疑惑を否定も「現金を渡した」と元代表が反論 証人喚問に注目
石破首相、3千万円不記載疑惑を否定 元代表が反論
石破茂首相が3千万円に及ぶ政治資金の不記載疑惑を改めて否定した。12日の衆院予算委員会で、週刊文春が報じた「政治団体を通じたパーティー券購入金額が記載されていない」との指摘に対し、「週刊誌で報じられたような支援は一切受けていない」と強調した。
疑惑の発端は、首相が代表を務めた「石破茂政経懇話会」が、支援者の家族からパーティー券の代金として3千万円以上を受け取りながら、それが収支報告書に記載されていないとされるもの。石破氏はこの日の答弁で「パーティー券を手伝ってもらうことはあったが、売れ残ったものを購入してもらった事実はない」と明言し、疑惑を完全否定した。
しかし、この石破首相の説明に異を唱える人物が現れた。文春の取材に応じた元代表の男性・下根貴弘氏が12日、国会内で記者会見を開き、石破氏が否定する現金授受について「私が直接、数回にわたって現金を手渡した」と証言。さらに、「証拠は今手元にないが、私自身が証拠だ」と強調し、真実を証言する用意があると述べた。
参考人招致に現実味 国会での証言に注目
石破首相は疑惑を否定する一方で、下根氏は真っ向からこれを否定し、さらに証人喚問にも応じる意向を示している。下根氏は「噓をつくような人物に国家運営を任せることはできない」とまで語り、強い批判を展開した。
立憲民主党の長妻昭代表代行は、下根氏の証言に基づき、参考人招致の実現を目指す方針を明らかにしており、今後、国会での証言が焦点となる見通しだ。
ネット上の反応 首相の説明に疑念広がる
SNS上では、石破首相の説明に対する批判が相次いでいる。
「現金を受け取っていないなら証拠を出すべきでは?」
「3千万円を記憶にないとは到底信じられない」
「説明責任を果たしていない。国民を欺いている」
「証人喚問で全てを明らかにしてほしい」
「石破首相にこのまま国家運営を任せてよいのか?」
疑惑の真相が国会でどのように明らかにされるかが注目される。石破首相は「疑惑は事実無根」と繰り返しているが、元代表の下根氏が証人喚問で何を語るかによっては、政権運営に大きな影響を及ぼす可能性がある。
* 石破首相は3千万円の政治資金不記載疑惑を否定。
* 下根氏は「私が現金を渡した」と証言し、証人喚問にも応じる意向。
* ネット上では首相の説明に対する批判や疑念が拡大中。
* 国会での証人喚問の実現が焦点となる。