2025-04-03 コメント: 1件 ▼
石破首相、新人公務員に訓示「国民のために共に働こう」
■ 公務員としての心構え
石破首相は、国家公務員の仕事が非常に忙しく、外部との接点が減りがちだと指摘した上で、「できるだけ人々の間に入り、今日一日どれだけ多くの人々の苦しみや悲しみに応えることができたかという気持ちを大切にしてほしい」と呼びかけた。これからの仕事に対して、単に事務的な対応をするのではなく、人々に寄り添うことが大切だと強調した。
■ 政治家と公務員の共通の目標
また、石破首相は政治家と公務員の共通の目標として「良い国をつくる」という思いを挙げ、「間違っていることは間違っていると指摘する勇気を持ってほしい」とも語った。公務員としては、上司や政治家が誤った方向に進んでいる場合でも、しっかりと自分の意見を持ち、正しい方向に導くための責任があるというメッセージが込められていた。
■ 政府としての一体感
さらに、石破首相は「経済産業省の仕事だから、農林水産省の仕事だから」といった省庁ごとの垣根を越え、政府全体として国民のために一丸となって働くべきだと強調した。「政府の一員として、次の時代のために共に働いてほしい」と呼びかけ、職員たちに強い連帯感を持たせるような訓示を送った。
■ 石破首相のリーダーシップ
今回の訓示からは、石破首相が公務員一人ひとりに対して高い職業意識を求め、国民のために働くという姿勢を大切にしていることが伝わってきた。石破首相自身、長年にわたり政治家としての経験を積んできたが、その中で培った「人々のために尽力する」姿勢を公務員にも求めていることが見て取れる。
また、石破首相は2025年2月4日の誕生日に記者団に対し、「全身全霊で国民のため、次の世代のために働きたい」と語っており、その決意を今回の訓示でも改めて示した。これからの政治活動においても、国民との接点を大切にし、政府全体で一丸となって未来に向けた政策を進めていく姿勢が伺える。
今後、石破首相のリーダーシップのもとで、公務員がどのように国民と接し、国をより良くするために働いていくのか、引き続き注目されるだろう。