2025-03-13 コメント投稿する ▼
石破首相、10万円商品券問題で記者に逆質問 法的問題なしと主張
■商品券は法的に問題ないと強調
首相は、商品券を渡した事実を認めたものの、「これは法律に触れるものではなく、政治活動や寄付にはあたらない」と主張しました。商品券はあくまで会食の「手みやげ」であり、政治資金規正法や公職選挙法には違反しないと明言。自らのポケットマネーで準備したものであり、家族への感謝やねぎらいの意味も込めて渡したと説明しました。「法的には何の問題もないと認識している」とも述べ、騒動が起こったことに対しては申し訳ないという気持ちも表明しました。
■記者との質疑応答で逆質問が続出
質疑応答では、記者が政治資金規正法に触れる可能性を指摘すると、石破首相は即座に逆質問を繰り出しました。「第何条のどの部分を指摘しているのか?」と問い、記者が即答できないとさらに「具体的にどの条文を挙げているのか?」と迫り続けました。記者が条文を読み上げると、首相は「それが政治活動だとは思えません」と強調し、記者に対して再度質問を投げかけました。
記者が「(政治資金規正法の)21条の2項に触れる可能性がある」と指摘すると、石破首相は再び「その部分のどこが問題なのか?」と、少し苛立ちながら繰り返し質問しました。記者が条文を確認しながら答えると、首相は「これは政治活動ではありません」と再確認し、会食そのものが政治活動とは無関係であると断言しました。
■質疑応答は短時間で終了
この質疑応答は約10分ほどで終了しましたが、石破首相の逆質問に記者がうまく答えられない場面もありました。進行役が一度、別の質問を呼びかける場面もあり、最終的に首相は自身の立場を強調した後、会見を終了しました。
- 石破首相は渡した商品券が法的に問題ないと繰り返し強調
- 記者が政治資金規正法の抵触を指摘する中、首相は逆質問でその解釈を問い詰め
- 質疑応答は短時間で終了し、首相は会食を政治活動とは無関係と断言