2025-03-09 コメント: 1件 ▼
政治不信と歴史の教訓に言及 党大会で改革の必要性を強調
戦後80年に際し、歴史からの教訓を強調
今年が戦後80年に当たることに触れ、石破首相は「なぜあの戦争にわが国は突っ込んでいったのか。230万人が英霊となり、6割は疫病や餓死で尊い命を落とした」と述べた。「もう一度歴史に謙虚に学び、平和は尊い犠牲の上にあることに思いをいたしたい」と語り、過去の過ちから学ぶ姿勢を強調した。
岩手県大船渡市の山林火災被災者への思い
岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災の被災者に対しても言及し、「寒い中で体育館で雑魚寝、そのようなことがあっていいはずがない」と強調した。「身体にいろいろな不自由を抱えた人、アレルギーを持っている人、そういう方々に一番温かい手が差し伸べられず、なぜそれが国家なのかと思う」と、被災者支援の重要性を訴えた。
総裁選勝利後初の党大会で感極まる場面も
石破首相は昨年9月、5回目の出馬となる総裁選で勝利し、今回が総裁として臨む初めての党大会となった。演説中、感極まったのか、声が上ずる場面も目立った。
- 政治不信への危機感:
国民の政治不信を強く感じ、野党時代の初心を取り戻す必要性を強調。
- 歴史からの教訓:
戦後80年を迎え、過去の戦争の教訓を学び、平和の尊さを再認識する姿勢を示す。
- 被災者支援の重要性:
岩手県大船渡市の山林火災被災者への支援不足を憂慮し、国家としての責任を問う。
- 総裁選後初の党大会:
総裁選勝利後初の党大会で、感極まる場面が見られた。