2025-01-16 コメント投稿する ▼
石破首相の政権延命策と合意破棄の波紋
政権延命への取り組み
石破首相は「何としても年度内に予算を成立させねばならない」と意欲を示し、党内の支持を集めるための努力を強調しました。
野党との合意破棄
昨年の臨時国会では、石破自民党は国民民主党の「年収103万円の壁」、日本維新の会の「教育無償化」、立憲民主党の「能登への予備費1000億円拠出」などを受け入れ、補正予算を通過させました。
しかし、国民民主党と合意した「年収178万円への引き上げ」案を、最終的に「年収123万円」にとどめる形で変更し、合意を反故にしました。
徴税策の余地
政治評論家の有馬晴海氏は、石破首相が国民の手取りを増やす議論において、財務省の影響で「徴税策」の余地を残そうとしていると指摘しています。
石破首相は政権延命を図りつつ、野党との合意を破棄し、徴税策の余地を残す姿勢を見せています。
これらの動きが、今後の通常国会や参院選にどのような影響を与えるか、引き続き注視する必要があります。