2025-08-05 コメント投稿する ▼
井川意高氏、小泉進次郎農相の「ため池に給水車」投稿に痛烈批判 SNSで賛否
井川意高氏、小泉進次郎農相の「ため池に給水車」投稿に痛烈批判
「106億円を熔かした男」として知られる元大王製紙社長・会長の井川意高氏(60)が5日までに、自身のSNSで小泉進次郎農相を痛烈に批判した。小泉氏が新潟県南魚沼市で、渇水対策として農業用ため池に給水車で水を注入する様子を投稿したことに対し、井川氏は「誰か もう 止めてやれよ」と切り出し、「ピエロぶりが 呆れを 通り越して 可哀想に なってきたぞ」と辛辣な言葉を並べた。
きっかけは渇水対策の視察投稿
小泉農相は3日、貯水率が低下したため池に給水車で水を入れる作業を視察。その様子を動画とともに「ため池に給水車で注水。雨が降るまで少しでも足しになるように現場とともに乗り越えます!現場に感謝」とSNSに投稿した。この「ため池に給水車」という表現がネット上で拡散し、瞬く間にトレンドワード1位となった。
しかし、この光景に多くのネットユーザーが疑問を呈した。
「焼け石に水感がすごい」
「アピール感だけで現実的じゃない」
「本当に効果あるの?」
一方で、
「現場の努力を笑うべきではない」
という擁護の声もあり、賛否が真っ二つに割れた。
井川氏の批判が火に油
井川氏は、小泉氏のこうしたパフォーマンス的な発信に以前から批判的だったとみられる。今回の「ため池」投稿に対しても、政治家としての現場対応や政策性を疑問視する発言と受け止められ、SNS上では賛同と反発の両方の反応が寄せられた。
特に、井川氏の「可哀想になってきた」という表現は、単なる批判を超えた“政治家としての資質”への疑念とも受け取れる。
パフォーマンス政治への警戒感
小泉農相は環境相時代にも「プラスチック削減」「レジ袋有料化」などで注目を集めたが、その発言や行動がしばしば「キャッチコピー政治」「中身がない」と批判されてきた。今回の「ため池給水」も、効果の実態より象徴的な映像や言葉が先行したことで、政治的パフォーマンスとの見方が強まった。
SNS上では、
「現場を視察すること自体は悪くないが、やるべきは根本的な水源対策」
「政治家は映える写真より結果を出すべき」
といった声も広がっており、小泉氏の政治スタイルそのものが再び問われる事態になっている。