2025-03-29 コメント投稿する ▼
小泉進次郎氏、石破茂首相の10万円商品券配布問題に言及「自民党は変わるべき」
■ 石破首相の商品券配布問題
石破茂首相は、2025年3月3日に自民党の初当選議員15人と会合を開き、議員やその家族に1人当たり10万円の商品券を「お土産」として渡しました。この行為に関して、石破首相は「歴代の首相の慣例として昔から行われていたこと」と述べ、政治資金規正法や公職選挙法に違反しないと主張しています。しかし、この配布行為に関しては、野党側から法的な問題が指摘されており、議論が巻き起こっています。
さらに、商品券を受け取った新人議員は、全員がその商品券を返却したと報じられています。
■ 小泉進次郎氏のコメント
小泉進次郎氏は、番組内で「私は商品券を受け取ったことはありません。お土産などはもちろんありますが」と述べ、石破首相が渡した商品券には触れなかったことを明言しました。さらに、石破首相が新人議員に対して「ねぎらいたい」という思いを込めて商品券を渡した点には理解を示しつつも、「10万円の商品券という形にする必要があったのか、という問題はある」と語り、国民の理解が得られない状況について自民党内での改革が必要であるとの考えを示しました。
小泉氏は、「誰もが相手をねぎらいたいと思っている。その気持ち自体はわかる。しかし、こうした行為が続くと、国民に疑念を持たれることがある。その点について自民党は変わるべきだ」と述べました。
■ 野党の反応
野党は、この問題について、石破首相の行為が政治資金規正法や公職選挙法に抵触する可能性があると指摘しています。これに対し、野党からは首相の進退問題にまで発展する可能性があるとの声も上がっており、今後もこの問題は注視されることになりそうです。