2025-05-08 コメント投稿する ▼
「コメ価格高騰は農水省の失敗」田崎史郎氏が批判、石破氏も激怒 – 備蓄米放出の裏側とは?
コメ価格高騰、農水省への批判高まる
フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」で8日、政治ジャーナリストの田崎史郎氏が、コメ価格の高騰について農林水産省の対応を厳しく批判した。田崎氏は「明らかに農林水産省の失敗」と断じ、さらに「石破茂さんも農水省にものすごい怒っている」と、政界内でも不満が高まっていることを明かした。
田崎氏によれば、石破氏は自民党の小野寺五典政調会長を呼び、党内でコメ価格の引き下げ策を検討するよう指示したという。また、備蓄米の放出も農水省の自主的な決定ではなく、官邸の指示によるものだとし、農水省に対する官邸の不信感も根強いと指摘した。
コメ価格高騰の背景
コメ価格の高騰は、さまざまな要因が重なった結果だ。2023年の猛暑による高温障害でコメの品質が低下し、供給が減少。さらに、長年続いた減反政策による生産量の低下や、農業従事者の高齢化も影響している。最近はインバウンド需要の増加や消費者の買いだめも重なり、価格は過去最高水準に達している。
農水省は備蓄米の放出や農家支援策を講じているものの、価格の高騰は収まらず、国民からは「政府は何をしているのか」との批判が強まっている。
政府の対応は後手に?
農水省は市場への介入策を打ち出しているが、その効果は限定的だ。田崎氏の指摘通り、官邸の指示で備蓄米が放出されたものの、価格抑制にはつながっていない。政府内でも、農水省の対応を疑問視する声が上がっている。
石破氏の指示を受けた自民党内では、今後さらなる価格抑制策が検討される見通しだ。しかし、根本的な問題が解決されない限り、コメ価格の高止まりは続く可能性が高い。
ネットユーザーの反応
「コメが高すぎて、家計が苦しい。農水省は何をしているんだ?」
「備蓄米を放出したって、結局価格は下がらないよね。」
「農家が減っているのに、減反政策続ける意味あるの?」
「農水省の無策が招いた結果。石破さんが怒るのも当然。」
「消費者を守る対策を早く打ち出してほしい。」
コメは日本人の食卓に欠かせない主食であり、その価格高騰は多くの家庭に直接影響を与える。政府は迅速に対策を講じるべきだという声が、ますます強まっている。