2025-07-16 コメント投稿する ▼
原口一博氏が三原大臣を一刀両断 「知識も常識もない人が大臣とは、国民にとって不幸」
「中抜きリストかと思ったら、これか」原口氏が失笑
立憲民主党の原口一博衆院議員が7月17日、SNSと動画で三原じゅん子・こども政策担当相の発信に強く反発した。
きっかけは、三原大臣がX(旧ツイッター)で投稿した「こども家庭庁は中抜きが少ない庁です」とする主張だった。三原氏は、各省庁の予算に占める「委託費の割合」を示す円グラフを添え、「こども家庭庁は最も低い0.06%」と強調。これが“公金中抜き批判”への反論として投稿された。
しかし原口氏はこの発信に対して、「こども家庭庁が“中抜き”と言われるのが気に入らなかったんだろうが、だからといってこのグラフはない」と即座に反応。
「“公金中抜きリスト”かと思ったらこれか。三原さんの頭の中では“委託費=中抜き”なんだろう」と、皮肉を込めて失笑した。
「原口さん、的確すぎてスカッとした」
「“委託費が少ない=中抜きじゃない”って発想自体が浅い」
「ツッコミ待ちの資料をわざわざ大臣が投稿するセンスが終わってる」
「内閣官房は中抜き省庁なのか?」と反論展開
原口氏はさらに、「仮に委託費の多さで中抜きを論じるなら、トップの内閣官房は“中抜き省庁”なのか? だったら潰すべきだろう」と批判を展開。
「委託の中に中抜きが起こりやすい仕組みがあるのは事実だが、それを単純に“多い・少ない”で並べるだけでは意味がない」と指摘した。
投稿資料そのものに対しても、「“印象操作”以外の何物でもない」と語り、数字を使って信頼性を演出しようとした三原氏の姿勢を「国民を誤導しかねない」と強く警戒した。
「原口の“だったら潰せばいい”って一言に全部詰まってる」
「委託費ランキングを“中抜きランキング”として出したのは誰?」
「ナントカにつける薬はない」――痛烈な言葉の真意
原口氏の批判は、単なるデータへの指摘にとどまらない。
「ナントカにつける薬はない。自公政権の大臣の浅はかさというか、基本的な知識がない人は国会議員になるべきではない」と語り、三原氏の資質そのものを真っ向から否定した。
「知識がないどころか、常識もない。そんな人が大臣をやっているのは、国民にとって不幸だ」と言い切った原口氏の発言は、SNSでも大きな反響を呼び、「よく言ってくれた」「代弁してくれてありがとう」との声が相次いでいる。
「“ナントカにつける薬はない”の破壊力すごい」
「知識も常識もない、まさにその通り」
「原口が怒って当然。これで“正確な情報”って言ってるのが信じられん」
“誰が発信しているか”ではなく“何を言っているか”が問われる時代に
今回の問題は、「委託費」という行政の仕組みをどれだけ理解しているか、そして国民の不安にどう向き合うかが問われたものだ。
原口氏の指摘は、単なる与野党の政争ではなく、「政治家の説明責任」そのものへの警鐘でもある。
一時的な批判に耐えきれず、不適切な資料を「反論のつもり」で出してしまった三原大臣の発信は、「わかりやすさ」に傾倒するあまり、肝心の“中身”と“理解力”を欠いたものであった。
原口氏の厳しい言葉は、まさにその矛盾を突いたものだ。