2025-07-29 コメント投稿する ▼
石破政権に責任論噴出 小川淳也「往生際が悪い」発言とガソリン税廃止への意気込み
石破政権の行方に不安広がる 参院選大敗の責任論強まる
立憲民主党の小川淳也幹事長は7月29日、国会内で定例記者会見を開き、参院選の総括や今後の国会対応について語った。焦点となったのは、与党・自民党が大敗を喫した今回の選挙結果に対する石破茂総理の対応だ。小川氏は「出処進退の判断が曖昧で、往生際が悪い」と厳しく批判し、石破総理が政権維持に固執する姿勢が「大きな政治空白」を生んでいると指摘した。
石破総理の責任問題は、与野党を問わず注視されている。小川氏は「今後、政策推進、国会運営、党運営に支障が出ることで、最終的には国民生活に影響が及ぶ恐れがある」として、リーダーシップの欠如が政治全体の停滞を招いていると懸念を表明した。
「自分の保身しか考えていない総理に、もう国の舵取りは任せられない」
「往生際が悪いって言われても仕方ない。潔くない」
「負けたら引く。それが政治家として最低限の責任だと思う」
「国民に責任を押し付ける前に、自分の責任を果たして」
「次の国会もこのままだったら、本当に無駄な時間になる」
こうした声が市民の間でも広がり、政権への不信が高まっている。
立憲民主党も内部で参院選総括へ
立憲民主党もまた、自党の選挙結果を真摯に受け止めようとしている。小川氏は、7月31日に全国幹事長会議、8月1日に両議員総会と懇談会を開催し、選挙の経過や結果について幅広い意見交換を行うと表明。さらに「お盆を挟んで8月内にきちんとした総括を行う」と述べ、党内での建設的な議論を通じた立て直しを図る姿勢を強調した。
このような対応は、単なる責任追及に終始せず、政策軸を再確認する機会にもなり得る。党内での意見の整理と今後の戦略構築が急務であることは言うまでもない。
ガソリン暫定税率廃止に向けて意欲
注目すべきは、小川氏が明言した「ガソリン暫定税率の廃止」への意欲だ。長らく続く高騰するガソリン価格に対し、国民の負担軽減策として与野党を超えた取り組みが求められている。
小川氏は「臨時国会に向けて起動スイッチが入った状態。果実にして成果にして国民にお返ししたい」と力を込めた。国会での議論の進展次第では、年内にも暫定税率の廃止が現実味を帯びてくる可能性がある。
一方で、財源や地方財政への影響をどう吸収するか、制度設計の慎重さも求められる。安易な減税ではなく、持続可能な政策転換が必要となる。
「ガソリン代、もう生活に直撃してる。早く何とかしてほしい」
「減税は補助金よりもずっと効果的。無駄遣いやめて」
「一時的な給付金じゃ意味ないって、ようやく政治が気づいたか」
「成果にして返すって言葉、ちゃんと実行してくれよ」
「地方のことも考えて、でもまず国民の生活守って」
内閣不信任案の提出も視野
政権への追及は、単なる言葉にとどまらない。小川幹事長は「前国会から引き続き、適時適切に総合判断する」と述べ、内閣不信任案の提出も選択肢の一つとして残されていることを示唆した。
今後の国会での与野党攻防は、選挙で示された民意をどう政策に反映させるかが鍵となる。政治の空白を最小限に抑え、速やかな改革と支援の実現が問われている。
現政権の命運、そして暫定税率をめぐる国会の行方に、国民の視線が一層厳しく注がれている。