2025-05-07 コメント投稿する ▼
「GTOから学んだ挑戦姿勢」立民・小川淳也幹事長、消費税減税や政治とカネ問題に熱意
GTOに影響?小川淳也幹事長の意外な一面
立憲民主党の小川淳也幹事長が7日の記者会見で、人気学園漫画『GTO』(藤沢とおる著)のドラマ版を大型連休中に視聴したことを明かした。元暴走族の教師・鬼塚英吉が主人公のこの作品から影響を受けたようで、「グッと耐えるだけではなく、『頑張ってトライする小川』『ガッツで突破する小川』を目指したい」と語り、新たな姿勢を強調した。
「グッと耐えていたのも事実だ。ただ、時に爆発しなきゃいけないなと、ドラマを見て思った」とも述べ、今後の活動に向けた決意を示した。
消費税減税、党内議論での立ち回り
小川氏は消費税減税に関する党内議論にも触れ、自身のかつての持論である「消費税25%」案を封印し、党内の調和を図っていることを明かした。食料品のゼロ税率も検討しており、「大事な論点はしっかり受け止めたい」としつつ、党としての統一見解を模索中だという。
また、小川氏は「自民党がもし消費税減税を公約に掲げてくるなら、こちらも負けずに法案提出を目指す」と強調。自民党との政策競争にも意欲を見せた。
石破総理の闇献金報道にも厳しい姿勢
石破総理の3000万円闇献金報道については、来週月曜日に予定されている総理出席の予算委員会で追及する構えを示した。「政治とカネの問題は避けられない。企業団体献金のあり方も問われるべき」と述べ、透明性の確保を強く求めた。
沖縄戦発言を批判 西田議員に説明責任を要求
また、自民党の西田昌司参院議員が沖縄戦に関する発言で物議を醸していることについても触れ、「極めて不適切な歴史認識だ」と強く批判。沖縄県知事の抗議にも言及し、「説明責任を果たしてほしい」と迫った。
小川淳也幹事長、変わりゆくスタンスに注目
小川淳也氏は、GTOからの影響を受けつつ、従来の「耐える」姿勢から積極的に「挑む」姿勢へと転じる決意を表明した。党内調整や政策論争においても、持ち味の冷静さに加え、時に熱を込めた主張を見せる場面が増えるかもしれない。
「ガッツで突破する小川」が本当に実現するのか。後半国会での彼の立ち回りに、注目が集まる。