2025-02-10 コメント投稿する ▼
小川淳也氏、消費税減税の公平性を懸念し再分配政策の重要性を訴える

また、政治の理想は信頼できる政治による適切な再分配と予算の無駄遣いをなくし、税金の使い道を見直すことだと述べています。若者や現役世代が「自分たちは再分配の対象になっていない」と感じる現状において、政治の信頼回復が不可欠であると強調しています。
一方、党内では消費税減税を求める声も高まっています。江田憲司元代表代行らは、「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」を発足し、食料品への消費税率をゼロにすることが物価高騰対策として最も効果的だと主張しています。しかし、野田佳彦代表は、減税が将来世代にとってプラスになるかどうか懸念しており、財源確保の重要性を訴えています。また、過去の消費増税を巡る党内対立の経験から、党内での意見調整が必要だと指摘しています。
小川幹事長は、減税すれば社会がバラ色になるわけではないと批判し、再分配政策の重要性を強調しています。彼は、政治の信頼回復と適切な再分配によって社会を安定させるべきだと述べています。また、減税が高所得者ほど恩恵を受けるため、公平性に欠ける可能性があると指摘しています。若者や現役世代が再分配の対象になっていないと感じる現状において、政治の信頼回復が不可欠であると強調しています。
党内での意見調整が進む中、立憲民主党は消費税減税と再分配政策のバランスをどのように取るかが今後の課題となっています。