2026-03-09 コメント投稿する ▼
中道・小川代表「力が全てか」 予算審議で批判強める野党、強気与党13日衆院通過譲らず
衆議院予算委員会では、与党が3月末までの予算案成立を急ぐ一方、野党は十分な審議時間の確保を求めて激しく対立しています。 与党は、国民民主党などに対し、予算案成立への協力を求めて水面下での調整を進めています。 それでも、衆議院予算委員会では、自民党の委員長が職権で審議日程を決めるなど、与党が一方的に審議を進める場面が目立っています。
予算審議、与野党の攻防激化
令和8年度(2026年度)予算案の国会審議が大詰めを迎えています。衆議院予算委員会では、与党が3月末までの予算案成立を急ぐ一方、野党は十分な審議時間の確保を求めて激しく対立しています。
与党、委員長職権で審議を前進させる構え
与党は、衆議院で安定多数を確保していることを背景に、早期成立を目指す方針を崩していません。そのために、予算委員長が職権で審議日程を決定するなど、強硬な運営も辞さない構えを見せています。自民党の国会対策委員長は、日程の厳しさを認めつつも「一日一日、緊張感を持ってやっていく」と述べ、年度内成立への強い意志を示しました。
野党「力が全てか」 国会運営の原則を問う
こうした与党の姿勢に対し、野党からは強い批判の声が上がっています。中道改革連合の小川淳也代表は、9日の衆議院予算委員会の集中審議で、審議を急ぐ政府・与党の方針を厳しく問い詰めました。小川代表は「秩序が崩れつつある。国際社会も国会も同じだ。力が全てか。必要なのは原則、ルールだ」と述べ、国会運営における原則やルールの重要性を訴えました。これは、単なる日程論争にとどまらず、国会審議のあり方そのものへの根本的な疑問を投げかける発言と言えます。
首相、早期成立の意義強調、参院での鍵は野党協力
一方、政府・与党は、迅速な予算成立の意義を強調しています。首相は、今年度内に予算案を成立させることで、新年度(2026年度)の早い段階から十分な予備費を確保できると説明し、国民生活や経済活動への影響を最小限に抑える必要性を訴えました。しかし、予算案が13日に衆議院を通過したとしても、参議院での成立は容易ではありません。参議院では与党が単独で過半数を確保できておらず、野党の協力がなければ3月末までの成立は困難な状況です。与党は、国民民主党などに対し、予算案成立への協力を求めて水面下での調整を進めています。
強硬運営への懸念、年度末へ焦りも
それでも、衆議院予算委員会では、自民党の委員長が職権で審議日程を決めるなど、与党が一方的に審議を進める場面が目立っています。国民民主党の参議院幹事長は「強引な国会運営が行われるなら、参議院側としては到底受け入れられない」と批判しており、参議院での審議に影響が出る可能性を示唆しました。年度末が迫る中、与党内からは「参議院のことまで考えていられない」といった声も聞かれ、現場の焦りがうかがえます。予算案の早期成立を目指す与党と、実質審議を求める野党の主張は平行線をたどっており、今後の国会運営は予断を許さない状況です。