2025-05-16 コメント投稿する ▼
沖縄県議会で徳田将仁議員が予算修正案を提案:県民生活支援を強調、越権批判に反論
沖縄県議会・徳田将仁議員、予算修正案で県民生活支援を強調
沖縄県議会で5月16日、徳田将仁議員(沖縄自民党・無所属の会)が予算修正案への賛成討論を行い、県民の生活を守るための支援策を力強く訴えた。この修正案は、国からの支援「臨時財政対策債」を活用し、物価高騰や和牛畜産の危機、災害対策など、沖縄が直面する課題に対応するものだ。
徳田議員は冒頭で、「この議案は越権行為ではなく、むしろ県議会議員としての責任だ」と断言。地方自治法に基づき、議会には予算を修正する権限があると説明し、一部からの「越権行為」との批判に反論した。
「沖縄は今、米の価格が5キロで5,000円に達し、和牛畜産も危機的な状況です。物価高で家庭は苦しみ、インフラの老朽化も進んでいる。こうした現実に向き合わずにどうするのか」
徳田議員は、物価高騰や畜産農家への支援、道路整備、災害対策の必要性を強調。修正案は県全体の借入額の1%未満に留まり、財政的にも無理のない範囲だと説明した。
また、この修正案は「県民の暮らしを守りたい」という一点で、与野党を超えた一致があるとし、知事に対し「県民の声に応える覚悟を示してほしい」と強く要請。予算編成期のこの時期にしか提出できない「一度きりのチャンス」であると訴えた。
最後に徳田議員は「この提案は、あなたの暮らし、あなたの家族、そしてあなたの未来を守るためのものです」と県民に向けて呼びかけ、知事に責任ある判断を求めた。
この修正案が今後どう扱われるのか、沖縄県民の生活を守るための議会の動きに注目が集まっている。