2026-03-04 コメント投稿する ▼
近藤和也議員が片山財務大臣を追及、予算委で「無責任」と批判
2026年3月4日の衆議院予算委員会で、中道改革連合の近藤和也議員が予算審議の進め方を巡り、政府与党の強引な国会運営を厳しく批判しました。委員長職権による省庁別審査の決定や、財務大臣の出席問題について質した近藤議員の追及に、議場は大きく揺れました。
審議時間の大幅短縮に強い懸念
近藤議員はまず、2026年度予算案の審議時間が極端に短い点を指摘しました。与党側が提示した来週13日までの採決案では審議時間が60時間を超えない見込みで、昨年の92時間、例年の80時間程度と比べて大幅に不足しています。さらに集中審議は一度も実施されておらず、昨年は5回開かれていたことと対照的です。
近藤議員は「今日行われている省庁別審査は委員長職権ですよね。ちょっと強引じゃないですか」と疑問を呈しました。外務委員会の理事懇談会でも、昨日初めて顔合わせをした理事予定者に対し、いきなり職権で委員会が開催される異常事態となっています。
「職権で決めるなんておかしいだろ」
「審議時間が短すぎて中身を議論できない」
「これじゃ国会の意味がないじゃないか」
財務大臣の不在に批判が集中
さらに深刻な問題として、近藤議員は省庁別審査において片山さつき財務大臣が午後以降出席しないことを追及しました。予算についての一般質疑であるにもかかわらず、予算を提出した責任者である財務大臣が出席しないのは異例です。
「予算についての一般質疑で財務大臣が出るのは当然じゃないですか」と問いかける近藤議員に対し、片山財務大臣は「国会の運営に関することにつきましては国会の方でお決めになったものと承知しておりまして、財務大臣の立場としてお答えすることは差し控えさせていただきます」と繰り返すだけでした。
この答弁に議場からは「何か用があるの」などのヤジが飛び、不満の声が相次ぎました。近藤議員は「財務大臣も国会議員ですよね。予算を提出した責任者の一人ですよね。国会で決めることに対しての関与というのは何らかの形でできるんじゃないですか」と指摘しましたが、片山大臣は同じ答弁を繰り返しました。
「大臣が出ないなんて責任放棄だ」
「予算の中身を誰に聞けばいいんだ」
落選経験から訴える質疑の重要性
近藤議員は片山大臣、坂本哲志委員長、齋藤健筆頭理事がいずれも落選経験を持つことに触れ、国会質疑の大切さを訴えました。「落選経験をしたということは、この国会でのこの質疑の大切さ、ありがたさ、どれだけ大切かお分かりだと思うんです」と述べ、落選中に国会のラジオ中継を聞く辛さ、街頭演説で何も通じない悔しさを語りました。
「せっかく今選挙があって、私も議席をいただいて、そしてこの場でこの予算をしっかりと審議していきたい」と強調した近藤議員は、能登の復旧復興についても質問したいと訴えました。片山大臣と質問できるのは今日が最初で最後になるかもしれないという危機感から、「この入り口のところでちゃんと、予算に関してなんですから、省庁別審査に対しても出てきてほしいんですよ」と求めました。
近藤議員は昨年であれば6コマあった省庁別審査が、今回は4コマに縮小されたことや、昨年は野党側が担当省庁を決めたのに今回は与党側が勝手に決めたことも批判しました。「私たちだって民意を受けた国会議員ですから、そこらへんは丁寧に本当にしていただきたいと思います」と述べ、次の質問に移りました。
強引な国会運営への懸念広がる
今回の予算審議は、2026年1月に高市早苗首相が衆議院を解散し、2月8日の総選挙で自民党が316議席を獲得して圧勝した結果、例年より約1カ月遅れでスタートしました。与党は年度内成立を目指して審議時間の短縮を図っていますが、野党側は十分な審議なしに採決を強行すれば国会のチェック機能が失われると強く反発しています。
近藤議員が所属する中道改革連合は、立憲民主党と公明党が結成した新党ですが、2月の総選挙で176議席から49議席へと大きく議席を減らしました。近藤議員自身は石川3区で比例復活により5選を果たしましたが、党の惨敗を経験した立場から、国会での質疑の重要性を訴えたものとみられます。
衆院で4分の3を超える議席を持つ与党が、野党の反対を押し切って委員長職権による日程決定を繰り返せば、「数の力」による国会運営との批判は避けられません。予算案の審議は今後も与野党の攻防が続く見通しです。
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