2025-07-16 コメント投稿する ▼
板津ゆか候補「分断より支え合いを」自民18年支配に終止符を打つ覚悟|参院選2025栃木
栃木 板津ゆか候補「分断ではなく支え合う社会を」 18年続いた自民政治に終止符をと訴え
立憲民主党公認で参院栃木選挙区から立候補している板津ゆか候補は7月16日、下野市のJR小金井駅前で街頭演説を行い、岡田克也常任顧問らとともに、寛容な社会の実現や物価高対策を訴えました。
「若者と女性の声を国会へ」変革への決意
板津候補は冒頭、「栃木の選挙は横一線の大激戦。18年間変わらなかった自民党政治に終止符を打ちたい」と力強く宣言しました。
人口減少や賃金の低迷など、県が抱える課題に真正面から向き合うとし、「変化を恐れず、若者や女性の声を政治に反映させる。未来を切り拓くのは私たちの世代」と決意を述べました。
排外主義への警鐘と多様性の尊重
さらに、社会に広がる差別や排外主義について「非常に危機感を感じている」と語り、
「私自身、これまで50カ国以上を旅してきた。その中で、日本のように“外国人を排除せよ”という空気が広がる国は非常にまれ。私たちが海外で同じ目に遭ったらどう感じるかを想像してほしい」
と聴衆に問いかけました。
そのうえで、「今や外国人労働者の存在なくして成り立たない産業や地域もある。分断ではなく支え合い、尊重し合う社会をつくりたい」と、多様性を尊重する社会の構築を訴えました。
「栃木に恩返しを」支えられた経験を原点に
板津候補は30代で病に倒れ寝たきりになった自身の経験にも触れ、「そのときに支えてくれたのが栃木の皆さんだった。だから今度は私が皆さんを支えたい」と語り、「差別や分断に抗う政治を、一緒に作っていこう」と支援を呼びかけました。
岡田克也氏「立憲の政策は現実的」
岡田克也常任顧問は、板津候補の人柄と主張に強く共感を示しつつ、政策面での立憲民主党の姿勢について語りました。
「立憲民主党は、ガソリン税の暫定税率を衆院で廃止する法案を通した。参院でも与野党が逆転すれば、実現可能だ」
と述べ、現実的な物価高対策の必要性を強調。
消費税についても、「食料品を一時的にゼロ%にすることで、国民の暮らしを直接支援する」とし、「自民党は“財源がない”というが、私たちは責任ある財源設計で応えている」と語りました。