2025-05-20 コメント投稿する ▼
自民党、玄葉副議長の「不信任案可決」発言に苦言 中立性に疑問の声も
自民党、玄葉副議長の「不信任案可決」発言に苦言
自民党の森山裕幹事長は20日、立憲民主党の玄葉光一郎衆院副議長が「内閣不信任決議案が提出されれば、かなりの確率で通る」と発言したことに対し、不快感を示した。森山氏は記者会見で、「副議長は議長とともに中立・公正であるべき立場だ。発言には慎重であってほしい」と述べ、玄葉氏の姿勢に疑問を呈した。
副議長の発言が波紋を呼ぶ
玄葉光一郎副議長の発言は、政界内外で大きな波紋を呼んでいる。玄葉氏は過去に外務大臣を務めた経験を持つベテラン政治家で、立憲民主党の中でも影響力のある人物だ。しかし、今回の「不信任案が通る」という発言は、議長団の中立性を揺るがしかねないとして批判が集まっている。
自民党側からは「副議長という立場を理解してほしい」という声が上がり、与野党の駆け引きが一層激しさを増す可能性もある。
ネット上の反応
玄葉副議長の発言に対し、ネット上では賛否が分かれている。
「副議長がこんなことを言うなんて信じられない」
「立場をわきまえない発言だ」
「逆に、これは野党側がかなり自信を持っている証拠か?」
「副議長の発言で与党はますます警戒するだろう」
「この発言がどう政局に影響するのか注目したい」
中立性が問われる議長団の役割
玄葉氏は副議長として、衆議院の中立性を保つ役割を担うはずだ。議長、副議長は与野党のいずれにも属さず、公平な議事運営を求められる。しかし、今回の発言でその信頼性が揺らいでいる。
自民党内では、玄葉氏が副議長という立場を利用して野党の主張を後押ししているのではないかという懸念も浮上。森山幹事長は「中立性を重んじる姿勢を忘れてはならない」と繰り返し強調した。
政局への影響
立憲民主党が内閣不信任決議案を提出する可能性が取り沙汰される中、玄葉副議長の発言は野党側にとって追い風になるかもしれない。一方、自民党は与党内の引き締めを強化し、不信任案への対策を練る構えだ。
今後の国会で玄葉氏がどのように中立性を保ち、与野党の対立をどう調整していくのか、その姿勢が問われることになりそうだ。