2025-05-18 コメント投稿する ▼
玄葉光一郎副議長「内閣不信任決議案は可決の可能性高い」野田代表は慎重姿勢維持
玄葉副議長、内閣不信任に言及 「可決の可能性高い」と警告
衆議院の玄葉光一郎副議長が18日、福島県連大会での挨拶で、立憲民主党が内閣不信任決議案を提出すれば「かなりの確率で通る」と発言し、政界に波紋を広げている。玄葉氏は「不信任決議が可決される場合、その後の政権構想まで見通すべき」と述べ、野党側の準備不足を指摘した。
この発言に続き、壇上に立った野田佳彦代表は、不信任決議案には触れず、慎重な姿勢を示した。玄葉氏の発言が野党内にどのような影響を及ぼすのかが注目される。
立憲民主党の対応:野田代表の沈黙
玄葉氏の発言が波紋を広げる中、野田代表は同じ場で演説を行ったが、不信任案については一切言及しなかった。この態度は、党内の慎重派とのバランスを考慮したものとみられる。
ただし、野田氏は直近の年金制度改革関連法案の修正協議に触れ、「政府側が全く聞く耳を持たなければ、不信任案を再び検討することもある」と発言。与党との協議次第で決断が左右される姿勢を示している。
政局の行方:野党の戦略と与党の対応
与党の自民・公明両党は依然として衆議院の過半数を維持しているが、支持率は低下し、政府の政策運営には批判が高まっている。玄葉氏の発言は、こうした状況下で野党が連携し、政権に揺さぶりをかける可能性を示唆している。
立憲民主党内では、他の野党との連携強化を模索しながら、不信任案の提出に向けた調整が進められるとみられる。一方、与党側は政策修正や説明責任を強調し、政権維持に向けた対策を講じている。
ネットユーザーの反応
玄葉氏の発言に対し、SNSでは様々な意見が交わされている。
「玄葉さんの発言、現実味が増してきたな。政局が動くかも。」
「立憲民主党は不信任案を本気で考えているのか?明確な姿勢が欲しい。」
「与党の対応次第では本当に不信任案が通りそうな雰囲気だ。」
「野党は今こそ一致団結して政府を追及すべきだ。」
「国民の声を無視しない政治を期待したい。」
玄葉副議長の発言をきっかけに、政局の行方が一層注目されることとなった。